ゲームヲタ(♀)によるただのひとりごと。

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うちの主人公エリーゼとエヴァンゲリオンのアスカにいつも共通点を感じていたので語ってみた。

おはようございます。昨夜は眠れなくてミカンを4つ貪り食って寝ました。お陰で朝からお腹いっぱいです。薬だけ飲みました。THEクズ!
そんなわけで今回は前々から感じていたうちの主人公のエリーゼエヴァンゲリオンのアスカの共通点について語ります。かなり鬱々しい話になると思うので苦手な方はUターン推薦。またエヴァのネタバレもあります。あしからず。



エヴァンゲリオンを知らなくてもわかるアスカの魅力】
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エヴァンゲリオンを知らない人でも彼女を見たことはあると思います。
赤やオレンジが特徴的な子です。
私は今年の黒猫のウィズのエヴァンゲリオンのイベントまでエヴァンゲリオンの存在を深く知らず、名前くらいしか聞いたことがありませんでした。
しかしどっぷりそれからエヴァヲタです。
上記に写る笑顔の少女、アスカ。
彼女の人物設定には惹かれる物がありました。

【母親は実験に失敗し自殺、父親はすぐ新しい妻をめとるという展開】
本編ネタバレになりますが、アスカの母親はエヴァの実験に失敗し精神を病んでおかしくなってしまいます。人形を自分の子どもだと思ってあやしたり。
エヴァの実験とはエヴァ本体に人の魂を取り込むこと。当然アスカの母親のように失敗して精神汚染を受けおかしくなってしまう事例もあったのです。
幼いアスカは母親に思いっきり甘えることも出来ず、また父親の事も信頼できない様子が本編で覗えました。まだ年少くらいの年の頃に母親が自殺ししかも扉を開けたら自分の母親の死体がつり下がっていたという悲惨な体験をしています。
それでもアスカは本編でこう言うのです。
「私は誰にも頼らず生きるの!!!」
アスカは自分の母親の納棺の日にも泣かず親類のおばさんに「アスカちゃん偉いわね、泣いてもいいのよ」と言われていました。
私はこれを見た時衝撃を受けました。

【誰にも頼らず、自分で解決してしまう女性には理由がある】
上記で述べた通りエヴァのアスカは誰にも頼らず生きることを決めました。
結果、彼女は何度も何度も苦しいのを我慢して必死に生きようとする姿が見られました。
故にちょっと簡単には近寄りがたい存在としても写り、エヴァに出てくる委員長のような普通の女の子という雰囲気は皆無でした。
うちの主人公エリーゼもまた実を言うとアスカに似ているところが多々あります。
特に[誰にも頼らず自分で解決してしまう]という点です。
正確にはエリーゼの場合、頼み方が分からないと言った方が正解です。
頼るな、と言われながら育ったのでアスカとは少し違いますが。

なぜ二人とも素直に人に頼れないのか。
それは「血縁関係内で育めなかった信頼構築力の欠落」かと思います。
故に他人は家族の更に遠くの存在なので近寄れないし近寄らせないようにバリアを張るような行為をするのだと思います。

エリーゼとアスカの共通点の例】

エリーゼにとっての母親
大切で失いたくなかった存在・もっと甘えたかった存在(エリーゼの母は本編で謎の死を遂げています)
・アスカにとっての母親
傍に居て欲しかった存在・失いたくなかったに違いない存在(自分を置いて自殺してしまった悲しみ)

エリーゼにとっての父親
自分の人生を壊した元凶
信頼できない
・アスカにとっての父親
母親をめちゃくちゃにした元凶(職業柄仕方なかったのかもしれませんが)
信頼できない

エリーゼにとっての恋愛観
年上の男性に惹かれる/包容力を求めている/父親から与えられなかった暖かさを求めている
・アスカにとっての恋愛観
年上の男性に惹かれる(加持というかなり年上の男性)/かなり積極的で自分を子ども扱いしないで欲しいと胸元を開く位(実際まだ体は子どもで胸もまったくない子どもの体型である事にかなりコンプレックスを感じている様子)/加持に父性を求めていたというよりかは認めて欲しいという印象があった
最後はシンジ(同世代の男子)を好きになっていく描写もあり[※ただ加持が生きてたらどうだったかは謎]→つまり二人とも年の離れた人に惹かれているのは同じ

簡単にですがこれだけ共通点がありました。

エリーゼを作った後にアスカを知ったのでかなり衝撃的でした。

【二人の内部にある破壊的パワー】
どんな子どもも片親になるとパワフル化し、感情が整理しきれなくなりやがて形に表れ始めます。
それが外向的な形か内向的な形か人によって様々ですがアスカもエリーゼも外向的です。
片親になると自分の置かれている立場が変わります。
不満や不信感や不当な扱いをされている気がして不安定になります。
二人の場合は積極的に言いたいことを言い、トラブルが起きようとお構いなしに私は私!と自分を守ろうとする、攻撃によって防御するスタイルが見て取れます。
実際にエリーゼがアスカ化したのは海賊時代かと思います。
※海賊時代とはエリーゼが住んでいた国が崩壊し海に投げ出されその身一つで生きなければならなくなった大変辛い時代の事です。幼少期は抑圧された環境で生きてきた為、幼少期はアスカのように生きられてはいません。

先に攻撃をしかける血気盛んさは周りを巻き込むのでトラブルメーカーとして扱われやすいですが、実はトラブルメーカー本人はいつも何かの中心に居ないと気が休まらないタイプとも言えます。
要するに寂しがり屋。
アスカが本編で何度も何度も「私を見て!!!」と叫んでいたのが本音だと思います。
どんな自分でも許されたい、どんな私でも見ていて欲しい。
幼少期に満たされなかった反動がそうしてやってきます。

非常に簡単な形になりましたが二人の比較を書いておきたかったので。
エヴァ知らない人からしたら意味が分からないよだと思うのですが。

おしまい。