ゲームヲタ(♀)によるただのひとりごと。

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Skyrimの主人公、エリーゼの話

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おはようございます。早く目が醒めてしまったのでちょっとばかし、今まで暖めてきたうちのSkyrimの主人公、エリーゼについて語ります。あまり語っていないヘイザムとの関係性も書きます。

性的描写・ グロテスク・心理的トラウマ・精神科系統を連想させる表現が沢山出てきますので閲覧にはご注意ください。責任は負えません。

 

 

 

エリーゼの元々の身分と歴史】
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エリーゼは元々、ヴァントールという国の王女の身分に生まれました。

ヴァントールは代々とある事業を続けており、それによって富と名声を得ていました。

13代目に当たる王位後継者がエリーゼ父親、ヴィシャスです。物語はヴィシャスの無責任な行動によって始まっていきます。

 

エリーゼの母親、マリアが不可解な死を遂げます。この時エリーゼはまだ生まれて間もないか、物心ついた辺りです。

母親を失い傷心しきっているエリーゼを更に傷付ける出来事が起きます。

まだ妻が亡くなったばかりだというのに、父親のヴィシャスが毎日のように城に愛人達を招いては床を共にする様子をエリーゼは目撃してしまったのです。

そこからエリーゼの精神世界に歪みが生じていきます。今まではさして目立った行動はせず無邪気だった彼女ですが、次第に部屋に引きこもるようになり人を信じる事が出来なくなりました。

そしてとどめをさした出来事が異母兄弟の存在を知った時でした。ヴィシャスは後先考えず自己中心的に生き、一人娘のエリーゼを全くきにかける事なく次々と子どもを増やしては資産があるにも関わらず全ての子ども達の 養育を放棄し、堕落に満ちた生活を送っていました。

金で全てを解決し、しかもその金はヴィシャスの父親、つまりエリーゼにとって祖父に当たる12代目現国王・ルモンドのものであり、ヴィシャスは自分の手を汚すことなくそんな生活を送っていたのです。

ルモンドはヴィシャスにまともな人間になるよう再三の説得を試みましたが口論になり終わるのが常でした。

 

傍目からは裕福な王族として見られていましたが、内情は上記のように最悪でした。

幼いエリーゼは幸せな普通の家庭に触れずにそのまま成長し、やがて思春期を迎えます。

 

【ヘイザムとの出会い】
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ヴァントール家では16歳を迎えると王位継承の為の教育期間が始まります。

毎年相応しい教育係が選ばれ国は今まで続いてきましたがエリーゼの年は困難を極めました。


幼少期のトラウマを背負ったまま思春期を迎えてしまったエリーゼは与えられている絢爛な部屋ではなく、屋根裏に部屋を作り食事をする時以外は誰にも会わない生活をしていました。

それでも勉学には興味があり、また心に抱えた傷とは裏腹に大きな外の世界にも憧れていました。

いつかここを出て生きたい。

全てを捨てても安寧に満ちた生活に憧れていました。


そんな中、とある人物がヴァントール国に訪ねてきます。

ヘイザム・ケンウェイというテンプル騎士団の支部長を務める腕の立つ男性でした。

(※私の作っているRPはいわゆるアサクリと自キャラを融合したパロディ系の話なので我が家のヘイザムは公式のヘイザムとは全然違います。かなり脚色しているのでご注意ください。しかし私なりに公式のヘイザムを解釈し考察した結果出来上がった人物像なのであながち公式から離れすぎているわけでもないです。IF設定的なものと思って頂ければ。)


何故テンプル騎士団であるヘイザムがいきなり国に来たかというと、実はヴァントール国の行っているとある事業とはテンプル騎士団への援助でした。

ヴァントールが得た利益がテンプル騎士団の財源となり、またテンプル騎士団が得た利益がヴァントールの利益になる。

双方の関係は上手く回っていたのです。

各地に拠点を持つテンプル騎士団は勢力を強め、同時に国も繁栄しました。

故に切っても切れない関係にあったのです。


ヘイザムがヴァントールを訪れた時はちょうど公式で言うところのレジナルドを殺害し終え精神的に憔悴しきっている時でした。

※補足

憔悴の理由、殺害の理由共に、公式の設定のままです。

レジナルドはヘイザムにとって親代わりの人物、保護者でもありました。(父親が殺され母親にも離別を言い渡された為ヘイザムの引き取り手がいなかったのです。)

しかしレジナルドの目的はヘイザムの異母姉ジェニーを物にすることでした。

ヘイザムはレジナルドに利用されレジナルドに実の父も殺され、実の母親との離別の原因も全てレジナルドが原因です。

全て公式からの延長でRPを書いています。

なのでこの設定がのちのちRPに意味をもたらします。


憔悴の中に居てもテンプル騎士団として生きることを決めたヘイザムはテンプル騎士団にとって重要な財源力のあるヴァントールへと出向き友好を確かめるべく入国しました。

そこで待っていたのがエリーゼとの出会いでした。


【教育係から師弟関係、そして…】

ちょうどエリーゼが16歳になり教育係を決め勉学に励まなければならない頃、まだ教育係は決まっていませんでした。

何しろ、人を信頼することが出来ず人との接触を極端に回避してしまうので誰を連れてきても決まる事がなかったのです。

そんな中ヘイザムとエリーゼが出会います。

当時まだ現役で国王を務めていたエリーゼの祖父ルモンドが思いついた案でした。

正直ルモンドは息子で失敗した分をエリーゼで取り戻そうと必死でした。

故に優秀な人材であるヘイザムに教育係を託すことを決めていたのです。

当のヘイザムは色よい返事を出来かねる状態でした。自分は支部長で実戦の仕事もあるし、ままごとに付き合うつもりはなかったのです。

しかしエリーゼの過去を知り、その境遇がまるで自分のことのように感じてしまい、エリーゼを放っておくことが出来なくなってしまいました。


しばらくは先生と生徒の関係が続きますが、その内、ルモンドが病に倒れ、継承者であるヴィシャスが国を動かし始めると国の治安や財政が一気に傾き始めたのです。

自己中心的な生活をし親の甘い汁の中で育ったヴィシャスがまともな国の運営が出来るはずもなく、豊かだったヴァントールは一気に貧困を極める事態となってしまいました。

各地域で暴徒運動も起こり、国の行く末が危ぶまれる暗黒の時代へと突入した事態をふまえ、ヘイザムはエリーゼに机上の勉学だけではなく戦闘訓練を学ばせることに決めました。

いずれ国がなくなってしまうかもしれない、国が無くなった暁には騎士団へ所属させ庇護するつもりでした。

この頃から師弟関係となり更に2人の距離は縮まっていきます。

エリーゼも思春期を迎えており、加えて自分の中に特殊な性癖があることも気付いていました。

年が離れた父親のような男性に惹かれる気持ちは止めることは出来ずしかし関係を壊したくない一心で1人悶々とした気持ちで戦闘訓練を受けていました。

親子ほどの歳の差がありつつも惹かれあっていく2人。

ヘイザムもまた特別なものをエリーゼに感じていました。

歳の差こそあれど、幼少期に感じた痛みや傷が共通点となり互いが互いを埋めあうような精神的安らぎを感じていました。

そしてエリーゼが二十歳を迎えた日、ヘイザムとエリーゼは師弟関係から先へと進むようになりました。




ざっとメモ書きですが…

凄い疲れた(笑)

2人の馴れ初めとエリーゼの過去をちょっと書いてみました。

過去部分凄い書いてて辛かった(小並感)